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来たれ挑戦者!社員の「チャレンジしたい」で事業を拡大してきた株式会社ソーシエの想いとは

神奈川県横浜市を拠点に、保育事業から介護事業まで、まさに子どもから高齢者までの事業を展開しているのが株式会社ソーシエだ。介護事業から始まった同社は、社員の「やりたい」を実現することで今日まで事業を拡大してきた。一体どのように事業が派生していったのか、また同社のステークホルダーとの関わり方で大切にしていることは何なのか。代表取締役社長 大畑翔一氏に話を伺った。

 

―まず、御社がどんなことをされている会社か教えてください。

当社は、2011年4月に介護福祉事業からスタートした会社です。「人の”できる”を増やそう」のミッションのもと、幅広い年代のケアとサポートを行っています。保育園・小学生中学生の英会話学童・障害者の施設・放課後デイサービス(小学校~高校)、大人の発達支援・就労移行支援事業所を運営していて、0歳から保育園から高齢者までの各年代に応じたサービスを提供しています。

ソーシエグループ全体では、社員・パート・アルバイト併せて約600名の社員が働いている、といったところです。

 

―介護福祉から事業をスタートされたのはなぜですか?

 

日本社会全体が高齢化社会になりつつあったことが理由です。もともと創業期から飲食事業を展開していたのですが、お客様の中でも高齢の方が増えていることを実感していたそうです。また、親の介護を理由に離職や転職を余儀なくされるスタッフがでてきたこともあり、2011年4月に介護事業を立ち上げました。

人生のキャリアを積み重ねる中で、介護に対して不安がある方は多いと思います。両親をどう介護していけばいいのか悩んだり、自分のパートナーや兄弟と親の介護をどう分担するかが争いになったりすることは、情報番組などでよく見聞きしますよね。

企業として、そういった将来の介護を不安視するような風潮を変えていきたいという想いがありました。

 

―大畑さんご自身はいつ頃入社されたんですか?

2011年の10月です。僕はもともと自衛隊にいて、そこから電気給湯器メーカーの営業をしていたんです。しかし、その後介護事業が株式会社化できるようになったこともあり、介護事業に未来を感じて、「ぜひ介護の世界に足を踏み入れてみたい」と思い切って当社に転職しました。介護職はまったくの未経験だったので、最初は高齢の方の手を引いて歩くことから始め、食事介助、入浴解除、送迎などいろいろ経験しました。

僕が参画したタイミングは当社としても介護分野はほぼ未経験の状態であり、「目の前の利用者さんに何をしてあげるのがベストなのか」を模索しながら3年間ほど利用者の方々に寄り添う日々を過ごしました。そうしているうちに、「サービスをもっとよくしたい」という想いが芽生えるとともに、介護の領域で培った数々の経験と学びは、別の事業にも応用できるのではと考え始めるようになりました。それでスタートさせたのが当社の保育事業です。今ではソーシエグループ全体の社長業をする傍ら、保育園の責任者を私がつとめています。

今では、介護事業所が7、保育所が6、就労移行支援事業所が1、キッズ英会話(キッズパスポート)が1、放課後デイサービス(小学校から高校までの障害児向けの放課後預かり事業)が1、と全部で16事業所あります(2019年12月現在)。次の2020年4月に保育所が2か所増えるので、18事業所になる予定です。

 

―会社全体として、お客様との向き合い方で大切にされていることは何ですか?

ソーシエ本社の様子

 

高齢の方にしろ、お子様にしろ、お客様が今何を求めているのかを敏感に感じ取ることが、求められる世界であり、誰にでも丁寧に寄り添うことを意識しています。この丁寧に時を重ねる、というのがポイントですね。なぜなら認知症の方の症状は劇的に改善するとか、子どもがスプーンを使って食事ができるようになる、などということは一朝一夕にはできません。

しかし、コツコツ毎日一緒にいる時間を積み重ねていくと、認知症の方でも「○○さん」とスタッフの名前を呼んでくれたり、子どもが急に「〇〇せんせい」と呼んでくれたり、信頼という距離間が縮まっていく瞬間が生まれます。そうすると、今何を訴えたいのかが阿吽の呼吸さながら汲み取れるようになり、大きな信頼を寄せてくれるようになります。

小さい毎日のケアの積み重ねで信頼関係は生まれていくものですから、「目の前のサービスを愛情込めて丁寧にやろう」ということはスタッフが最も大切にしていくれていることです。

 

―つまり、寄り添い方の丁寧さに特長があるということですね?

 

そうですね。子供から老人までという人間の一生における全ての時間を丁寧に寄り添うことを積み重ねた結果から、自社としても「自分たちがどうありたいか」「どうあるべきか」というアイデンティティが時を経るうちに生まれてきました。創業当時は明確に定まっていなかったことが、ここ数年で「子どもから老人まで人の一生に責任をもってケアサポートできる会社」という軸が生まれ、それこそが当社の社会へのお役立ちの在り方なのだと再認識できました。同時に、そこに起業当初からの「食」の領域を絡めることで、この神奈川の地域において、人のライフスタイルに徹底的に寄り添う唯一無二の会社になっていきたいとも考えるようになったんです。

 

―お客様と日々丁寧に向き合うことで、会社のアイデンティティができていったのですね。

 

ソーシエのステークホルダーとの向き合い方

―ステークホルダーとの向き合い方についてお伺いします。社員の方とはどう向き合われていますか?

当社は社員が何でもチャレンジできる環境を整えています。社員がやりたいと思ったことは極力チャレンジさせていく文化が根付いていますし、事実現在では基軸の一つとなった保育事業も「やりたい」と言い出したのは僕なんです。

僕自身が子ども好きなこともありますが、地域で待機児童が非常に多かったことに、地元である神奈川県が抱えている大きな課題を当社の力で解決できないかと思いまして、当時の社長に自分の気持ちをぶつけたんです。

その当時はうちの介護スタッフにも、育休から復帰しようにも子どもの預け先がなく困っていた者がいました。なので、「保育事業で地域に貢献できるなら」という想いで「保育事業をやりたい」といったら「いいよ。どんどんやって」と言ってくれたんです。社員のチャレンジを応援してくれる企業文化が根付いています。

今はそれぞれの事業で有資格者を採用していますが、ひとつの事業にこだわらず、そこから派生していくものに対してチャレンジできるようなジョブローテーションもしっかりやっていきたいと思っています。

 

―昨今では、社員の家族との関わりを持つ会社も増えてきていますが、御社ではいかがでしょうか。

 

当社は、社員の家族も社員やパート・アルバイトとしてたくさん働いてくれているのが特徴です。僕の妻もここの社員ですし、中には、5人家族のうち4人も介護事業所に入社させてくれた社員もいますよ。社員のご家族が当社の仕事に理解や共感してくれて、しかもスタッフとして働いてくれることはとてもありがたいことだと思っています。

 

―家族を自分の会社に紹介できるというのは、大きな信頼があるからこそですよね。御社の温かさが伝わってきますね。

 

社員全体が家族ぐるみのお付き合いをしているようなもので、一時期は社員・家族総出でパーティーを開いていたこともあったくらいです。

 

―地域社会に対してはどのように貢献されていますか?

当社は神奈川県横浜市という地域から認可を受けている事業体なので、地域とは切っても切れない関係です。お客様も地域の人なので、地域に根差す活動をしています。

特に介護事業や放課後デイサービスなどは、自分たちから存在を示していかなければなりません。そのため、たとえば介護では、お客様を紹介してくれる窓口になるケアマネジャーの方に毎月ご挨拶に行っているのですが、ただ訪問するだけでなく、そこの方々に顔と名前、事業所を覚えてもらって、当社の介護事業所に見学に来てもらっています。

僕たちの介護施設がどういう雰囲気なのか、食事はどんなものが出てくるのかを実際に見ていただき、僕たちの良さを伝えていくのがすごく大事なのです。そうして地域の人たちへ自分たちから貢献する姿勢を示していくのが必要不可欠だと感じています。また、地元に密着していることは地元の銀行へのアピール材料にもなるので、融資も受けやすくなるメリットもあるのではないかと思っています。

 

―未来のステークホルダーである就職活動中の学生さんに対して伝えたいことはありますか?

 

当社には人の一生をサポートすべく複数の事業があるので、そういう意味ではひとつの専門職だけではなく輝けるフィールドはたくさんあるということは挙げられます。ひとつの専門職として入ってきて、そこからほかの事業を転々としていろんな経験を積むのも良いし、一つの道を究める道もあります。当社には多くの人材が集まっていて、さまざまなスタッフやお客様との出会いもあるので、そういう意味ではいろんな道を作っていけると思います。人と密接に関わることが仕事ですので、人から「ありがとう」という感謝を直に受け取れる距離で仕事ができます。人のことが好きで、誰かの助けになることに喜びを感じ取れる方はぜひ当社を覗きにきてください。自分で言うのもなんですが、和気あいあいとした楽しい会社だと思いますよ。

 

―最後に、すべてのステークホルダーへ今後会社がどうなっていきたいかをお聞かせください。

まだまだ世の中は専門職やプロフェッショナルを良しとされる風潮がありますが、僕としては多事業を展開していることが「いいね」と言われる社会になってほしいですね。社会が劇的に変化した場合、どんな会社も必ず生き残れるという保証はありませんよね。でも基幹事業を複数設けていることは、強みになる筈です。せっかく当社は多事業を展開しているのだから、それを強みとしていろんな事業をチャレンジしながら、時代の変化に柔軟に対応していきたいと思っています。

だから、「こうしてはどうだろう」と提案されたら、まず「やってみよう」という会社でありたい。介護でも、「徘徊するような重度の認知症の方は受け入れられません」と言ってしまうと、困っている方を助けることにはなりませんよね。できる限り、「どんな方でも受け入れます」というスタンスは貫いていきたいと思います。それができるだけの強さが、人の一生全ての期間に寄り添うことで培った経験を通して当社にはあると思いますし、一企業としても、まだまだ仕事を選ぶ段階ではないと思っています。

提案されたことや言われたことを何でも受け入れて、自分たちがどうなっていくかっていうのを一歩引いた俯瞰した状態で見てみたいというのもあります。当社の今後にご期待ください。

 

【プロフィール】

大畑 翔一(おおはた しょういち)

株式会社ソーシエ 代表取締役社長。自衛隊、給湯器メーカーを経て、2011年10月株式会社ソーシエに入社。未経験ながらも創業者とともに介護事業を拡大し、保育事業の立ち上げ・運営にも責任者として関わる。

株式会社ソーシエ

神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1

オーシャンゲートみなとみらい 8階we work

℡050-5438-7775

資本金1,770万円 

従業員数 570名 ※2019年12月時点

売上高 20億5,000万円 ※2019年10月実績

採用サイトhttps://recruit.sourcier.co.jp/

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